写真で見る西遠女子学園の歴史5  平成


小学校招待音楽会

 戦争のために浜松市内の小学校の施設のほとんどが焼け落ちてしまいました。その中にあって、西遠の講堂だけが奇跡的に無傷で残りました。 そこで、近隣の小学校を招待して音楽会を開くこととなったのが、この招待音楽会のはじまりです。 昭和26年に第1回が開かれて以来、その歴史は半世紀に迫ろうとしています。
 小学校招待音楽会は、時代と共にその性格を変え、今では、学園祭と並んで小学生に西遠を知ってもらう大切な機会ともなっています。

解体される北館・扇形校舎

 平成7年12月、30年以上にわたって西遠のシンボルとして親しまれてきた扇形校舎を含む北館(旧高校館)の解体作業が行われました。


北館解体とともに撤去されたペリカン池

 北館の脇にあった半円形のペリカン池は、長い間生徒に親しまれてきましたが、北館の解体に伴い、撤去されました。
 「あのペリカンの像はどうなるの?」との心配の声もあがったペリカン像ですが、第1体育館北側の広場の主人公として、平成8年9月、 無事に復活しました。創立90周年のシンボルとして採用される等、ますます親しまれています。

創立90周年をアクトで祝う

 平成8年3月1日、創立90周年の記念日をアクトシティーの大ホールで祝いました。1,500人もの生徒が参加し、整然と行われた式は、 まさに西遠の歴史の重さと伝統のすばらしさを物語るものでした。


創立90周年記念体育大会

 平成8年6月5日、四ツ池公園浜松市営陸上競技場で、創立90周年記念体育大会が開催されました。 全校生徒が参加してのマスゲームでは、色鮮やかな人文字が描かれました。

創立90周年記念式典

 平成8年10月4日、岡本記念講堂で、創立90周年記念式典がとり行われました。 アメリカ合衆国とニュージーランドから姉妹校の校長先生をお招きするなど、国際色の豊かな式典となりました。

落成した新校舎(西館)

 平成6年12月に東館、平成7年11月に西館、平成8年8月にレストラン・ホール棟が完成し、 創立90周年記念事業の柱であった一連の新校舎建設が完了しました。学園は、新しい校舎を得て、輝かしい100周年へと着実な歩みを重ねています。

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