● 初代校長
　　　岡本　欽　先生　略歴

明治１０年	浜松にて出生。後に岡本園吉氏の養女となる。
明治３６年	東京和洋裁縫学校入学。翌年同校高等和服科及造花科卒業。
明治３９年	私立女子高等技芸学科裁縫割烹手芸科教員及学校長就任。
明治４２年	浜名郡立蚕業学校裁縫科教員嘱託となる。
明治４４年	浜松実科高等女学校教員就任。
大正 元年	師範学校中学校高等女学校教員裁縫科学科課程終了。
大正　２年	同上教員家事科・教育科学科課程終了。
大正　５年	同上教員作法科兼教育科学科課程終了。
大正　８年	浜松実科高等女学校教員辞任。浜松市平田に浜松淑徳女学校を設立。
大正　９年	同校嘱託となる。
昭和　２年	浜松淑徳女学校校長となる。
昭和　４年	２月１０日永眠、享年５３歳。

　● 学園長
　　　岡本　富郎　先生　略歴

明治３３年	横浜市中区本牧町に若命富作氏の三男として出生。
大正１２年	第八高等学校卒業。
昭和　２年	東京帝国大学経済学部経済学科卒業。
昭和　４年	西遠高等女学校教諭に就任。浜松師範学校講師を兼任。
昭和　７年	西遠高等女学校長に就任（岡本巌先生の後を継ぐ)。
昭和　８年	静岡県満州朝鮮教育視察団長として派遣される。
昭和１６年	静岡県西遠高等女学校理事長に就任。
昭和１７年	浜松淑徳女学校校長に就任。浜松工業専門学校講師を兼任。
昭和２１年	浜松市社会教育委員・選挙管理委員・民生委員推薦委員を委嘱される。
昭和２２年	学制改革により静岡県西遠女子学園中学校長に就任。 　日本私学中学高等学校連合理事に就任。静岡県行政監察委員を委嘱される。
昭和２３年	学制改革により静岡県西遠女子学園高等学校長就任。静岡県児童福祉委員を委嘱される。
昭和２４年	日本私学中高連常任委員就任。静岡県青少年問題対策委員を委嘱される。
昭和２５年	静岡県私学協会会長及び理事長に就任。（第一次：昭和２７年まで）
昭和２７年	在職２７年にわたる私学振興の功績に対し静岡県知事より表彰される。
昭和２８年	静岡県地方労働委員を委嘱される。
昭和３０年	浜松市労働教育協議会委員長を委嘱される。
昭和３１年	静岡県社会教育委員長・静岡県家庭裁判所家事調停委員を委嘱される。
昭和３３年	静岡県私学教育振興会理事就任。県児童会館運営委員を委嘱される。
昭和３４年	社会教育功労者として文部大臣より表彰される。 　在職３０年の教育・文化功労者として静岡県知事より表彰される。
昭和３５年	静岡県私学協会会長及び理事長に就任。（第二次：昭和４１年まで） 　静岡県私学審議会委員・静岡県西部労使懇談会委員長を委嘱される。
昭和３６年	教育文化功労者として藍綬褒賞を授与される。 　労働委員としての功績により静岡県知事より表彰される。 　世界教育者代表会議出席の途次インド及びヨーロッパ各国を視察。 　静岡県高等学校編成協議会委員・静岡県婦人会館運営委員を委嘱される。
昭和３７年	私学教職員共済組合審議委員・浜松市児童会館運営委員長を委嘱される。
昭和３８年	労働委員として長年在任し貢献した功績により労働大臣より表彰される。 　静岡県の体育功労者として静岡県体育協会より表彰される。 　日本私学教育研究所監事、浜松市労働問題懇談会長に就任。
昭和３９年	静岡県企業別労働問題懇談会委員長・労働問題審議会委員・大学教育振興対策協議会委員・浜松市青少年問題審議会委員を委嘱される。 　浜松市民功労褒賞を授与される。
昭和４０年	教育視察のため中華人民共和国を訪問。静岡放送審議委員を委嘱される。
昭和４２年	全国私学退職金社団連合会理事に就任。
昭和４５年	全国社会教育連絡評議会評議員・静岡県職業訓練審議委員を委嘱される。
昭和４６年	在職４２年に亘り学校教育社会教育など社会文化に貢献した功績により、勲四等旭日小綬章も授与される。 　静岡県人事委員会委員に任命される。
昭和４９年	静岡県西遠女子学園中学校長及び高等学校長を退職、学園長に就任。
昭和５６年	文部大臣より私学振興の功績により表彰される。
昭和５７年	静岡県西遠女子学園理事長を退任される。
昭和６０年	１２月３１日、学園長の現職のまま永眠される。
昭和６１年	従五位に叙せられる。